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厄除け、厄払い、厄落としの意味は?いつまでに行うべきなのか解説

厄除け、厄払い、厄落としの意味はのアイキャッチ画像 豆知識
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「厄除け・厄払い・厄落としの意味は?」

「お参りやお祓いはどうやればいいの?」

「いつまでに訪れればいいの?」

コロナ禍においても、多くの方が寺社への訪問を検討されていますね。

とくに「厄除け」「厄払い」「厄落とし」の儀式は、日本の伝統的な習慣として重要です。

まりも
まりも

いつどのように行うのが適切なのでしょうか?

そこで本記事では、厄年に関連する儀式の意味ややり方、適切な時期について解説します。

厄年の儀式を安心して行いたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

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「厄除け」「厄払い」「厄落とし」の意味

厄除け・厄払い・厄落としの意味を解説します。

♦厄除け・厄払い・厄落としの簡単な説明

儀式意味
厄除け神社で行われ、不運や災いを祓う儀式
厄払い寺院で実施され、厄災を遠ざけることが目的
厄落とし伝統的な風習として、身についた厄を落とすための慣習

詳しく解説します。

厄払いとは

神道における「厄払い」は、穢れや不運を祓う重要な儀式です。

主に神社で行われるこの儀式は「厄祓い」とも呼ばれます。

神社によっては「厄除け」とも称されることがあります。

なぜかというと、昔は神様と仏様が一緒にされていた時代の名残からきているんです。

まりも
まりも

たとえば、八幡さまはもともと「八幡神」として知られていたけど、仏教の影響で「八幡大菩薩」とも呼ばれます。

だから、

  • 鶴岡八幡宮
  • 石清水八幡宮

のような神社では「厄除け」という名前で特別なお祭りが行われています。

また城南宮のように「厄除け」の名前で有名な神社もあるよ。

神社本庁では「災厄を祓う厄祓いやくばらいの儀(厄除け)」と両方の用語が使用されています。

厄除けとは

仏教の寺院では「お祓い」という儀式は行われません。

そのため「厄除け」という言葉が用いられます。

厄除けとは「厄や不運を遠ざける、取り除く」ことを意味します。

訪れる参拝者の理解を助けるために、多くの寺院では「厄払い」と「厄除け」の両方を併記しています。

厄落としとは

「厄落とし」は個人の厄年に行われることが一般的で、とくに日本の文化に根ざした慣習として知られています。

たとえば、

  • 節分
  • 大掃除
  • お払いの塩

などですね。

さまざまな地域や家庭で異なる形で行われ、厄年を迎えた人が新たな年を安心して迎えられるよう祈願する目的があります。

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厄払いと厄払いのやり方

一般的には、神社や寺院での御祈祷や御祈願が行われますが、お参りするだけやお守りを購入するだけでも十分です。

祈祷・祈願のプロセス:

祈祷・祈願のプロセスを紹介します。

  • 受付
    予約は不要で、当日に社務所や寺務所で受け付けます。
  • 待ち時間
    通常は約30分ですが、初詣や大祭の日には長くなることがあります。
  • 料金
    初穂料や玉串料、祈祷料として、5千円や1万円程度が一般的です。
  • 祈祷・祈願
    拝殿で行われ、集団で約20分の祈祷が行われます。

足元が冷えることもあるので、暖かくしておくと良いでしょう。

単独でのお参りやお守りの場合

お守りの購入や初詣のときに「今年もお守りください」と祈るだけでも、厄を払い避けられます。

安心感や区切りをつけるという意味でも、大きな効果を持っていますよ。

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厄払いと厄除けはいつまでに行うべき?

厄払いや厄除けを受ける期間は、神社であれ寺院であれ、一般的には同じでいつでも実施できます。

とくに多いのは、厄除け大祭などの時期に合わせることですね。

多くの人々は初詣の際にこれらの儀式を受けますが、1年を通じていつでも受けられます。

また寺社によっては、通常の受け入れに加えて、特別な厄除け大祭を行うこともあります。

「厄除け大祭」の時期

お正月や旧正月、節分などの時期に、多くの寺社では厄払いや厄除けの特別な祈祷を行います。

たとえば、

  • 1月1日:東京の大宮八幡宮では「厄除開運大祈願祭」
  • 1月18日:兵庫の門戸厄神東光寺では「厄除け大祭」
  • 1月18日:京都の石清水八幡宮では「厄除大祭」
  • 2月3日:福岡の太宰府天満宮では「節分厄除祈願大祭」

などがあります。

上記の祭事は厄除け大祭の日だけでなく、年間を通じて祈祷を受けることが可能です。

節分までに厄払いをする理由

節分までに厄払いを行う風習は、旧暦に基づく新年の開始と関連しています。

1月1日と立春が新年の始まりとされ、大晦日や節分には古くから厄を祓う儀式が行われてきました。

これが節分までに、厄払いを行う風習につながりました。

ただし、節分までに参拝しないと間に合わないわけではありません。

まりも
まりも

いつでも厄払いや厄除けの参拝はできます。

前厄・後厄について

厄年は人生の特定の年齢で、不運に見舞われやすいとされる期間です。

これには前厄と後厄も含まれ、合わせて3年間の期間が指摘されています。

しかし神社本庁では前厄・後厄の具体的な定義は設けておらず、寺社によっても取り扱いが異なります。

まりも
まりも

大厄の年だけ祈祷を受ける、前厄・後厄は参拝のみとするなど、個人の状況や心境に応じて対応してください。

男性が厄年にやると良いことを知りたい方は、「【2024年】男性が厄年にやると良いこと7選!避けるべき行動も紹介」をご覧ください。

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厄落としの風習

厄落としは伝統的な風習として、身についた厄を落とすための慣習です。

厄落としの風習を紹介します。

節分の習慣

節分に行われる豆まきは、豆を使って不運を追い払う儀式です。

節分の夜、交差点に豆や草履、小銭を置くことで、厄を落とすという習慣がありますよ。

とくに、

  • 愛知
  • 兵庫
  • 京都
  • 奈良
  • 愛媛
  • 徳島

などの地域で、習慣が残っています。

出産

出産が厄落としの役割を果たすとも言われています。

人生や社会で重要な役割を担う「厄」年に、出産という大切な役割を果たすことが、厄を落とすことに繋がるとされていますよ。

厄落としの期間と贈り物

厄落としの対象期間は、前厄から後厄までとされています。

厄年には厄除けのお守りに加えて、

  • 長物であるネクタイやベルト
  • パワーストーン
  • 鱗模様や七色のアイテム

などが厄を避けるのに有効です。

本厄のお正月に、これらの贈り物を渡すことがおすすめです。

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まとめ

厄払いは神社で行われ、厄除けは寺院で実施されることが一般的です。

また「厄落とし」は節分などの時期に行う、不運を払い除けるための習慣を指します。

科学的根拠はありませんが、厄年に関する信仰は完全に根拠がないとは言えません。

まりも
まりも

地元の神社や寺院で、御祈祷や祈願を受けたり、お守りをもらったりするのが良いでしょう。

お参りは初詣や厄除け大祭に合わせても良いですし、混雑を避けたい場合は年間を通じていつでも可能です。

穏やかな一年を過ごすために、厄を避けて心の平安を見つけましょう。

男性が厄年にやると良いことを知りたい方は、「【2024年】男性が厄年にやると良いこと7選!避けるべき行動も紹介」をご覧ください。

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