「お墓参りに行き過ぎるのは良くない?」
「お墓参りのときは、毎回お供え物はいるの?」
結論からいうと、お墓参りは特定の日に限定されるものではありません。
気持ちが向いたときに訪れるのがベストです。
しかしお墓参りのときには、毎回お供え物を持って行くべきなのか疑問に思うかもしれません。
そこで本記事では定期的にお墓参りに行ってもいいのか、毎回お供え物は必要なのかを解説します。
お墓参りがあなたの心にどんな良いことをもたらすのかも説明しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
手ぶらでの墓参りはマナー違反?【結論、手ぶらでもOK】
お墓参りの際、手ぶらで訪れることは問題ありません。
ただお盆やお彼岸など特別な日には、基本的な供え物を持参することが一般的です。
ここでは意味と重要性についてお話しします。
墓石への水かけの意味
墓石に水をかける行為は、墓石を清めるためのものです。
自然による汚れを洗い流すとともに、ご先祖様の渇きを潤すという精神的な意味合いも込められていますよ。
お墓への供花の意味
供花(きょうか)には、困難な状況にも負けない強い意志を象徴する意味があります。
また故人が生前好んでいた花を供えることで、
を表現できますよ。
お墓参りでの線香の役割
故人は物理的な食事が取れません。
代わりに香りを楽しむという意味で、線香を供える風習があります。
線香の香りが、故人への思いや願いを届けてくれるんですよ。
>>お線香はどこで売ってる?【急なお墓参りも安心!】すぐ買える場所を解説
定期的なお墓参りの心理的効果
お墓参りを定期的に行うことで、心の豊かさや幸福感を得られるという考え方があります。
スピリチュアルな観点から見ると、そうした習慣が運気を良くする効果があるとも言われています。
ただし、お墓参りの際に願いごとをするのは適切ではありません。
お墓参りの本質は、故人に会い
ためのものです。
たとえば以下のことを伝えることで、心が前向きになります。
ただし、あまり悲しい話ばかりをすると、故人も心配してしまうかもしれませんね。
またお墓参りで手を合わせるときは、一つ大切なマナーがあります。
それは、必ず「しゃがむ」ことです。
立って手を合わせると、お墓に対して自分が高くなってしまい、失礼にあたります。
しゃがんで手を合わせ、
などを静かに語りましょう。
まとめ
お墓参りは特定の日に限らず、気持ちが向いたときに行うのがベストです。
毎回お供え物は必須ではありませんが、特別な日には基本的な供え物を持参することが望ましいです。
お墓参りのお供え物には深い意味があり、定期的なお墓参りは心の豊かさをもたらします。
しかし、お墓参りは願い事をする場ではなく、故人への感謝や思い出を伝える場です。
また手を合わせるときには、しゃがむことがマナーです。
お墓参りは亡くなった人を思い出すだけじゃなくて、自分の心も穏やかにしてくれますよ。